謎の言い換え
Firefox を火狐と書いてみるのとか、NTT をみかかと書いてみるのとか、あるいはサイバーエージェントとかグリーとかを「渋谷の緑色の会社」「六本木の水色の会社」って書いてみるのとか、なんかどれもかっこわるい気がして、やらないようにしている。
この種の言い換え表現は、山形浩生が Hack について (1995) で書いている
さらにこの手のジャーゴンってのは、世間とはちがった意味でことばを流通させることで、コミュニティの独自性を誇示する、という機能がある。hackってことばはまさにそうだ。通常は悪い意味で使われるhackを思いっきり転用させていい意味で使って、ほかのコミュニティとの差別化をはかってるんだ。
の一種なのかなあと思う。最初にあげた例に既存の言葉の転用はないけど、独自の言葉を使うことで生まれるコミュニティへの帰属意識というか「わたしはあなたと同じ文化圏の人ですよ」というような目配せはあるんじゃないか。
あるいは単純に検索さけなのかもしれない。しかし “みかか 東日本” で Google 検索するとトップは 電話回線の線路情報 - NTT東日本 なのだった。